タカラガイとは  

丸くて、きれいな貝です・・・(^^;;

なぜか太古の時代から、人々はこの「丸い貝」に魅せられてきました。
貨幣として利用されてきたり、地位や権力の証として使われたり。
また現代では、コレクターの格好の素材としても注目されています。(一部の人に(^^;;)



西日本の太平洋側ではそんなに珍しい貝ではありません。
海水浴や磯遊びに行くといくつかの打ち上げられたタカラガイが簡単に見つかります。
艶が残っているタカラガイは本当に綺麗です。しかも運良く数種のタカラガイと出会えたなら、
あなたもきっと、もっともっと集めたくなるハズです・・・・(^^;;



この艶は、貝類が持つ「外套膜(がいとうまく)」という部分によって作り出されます。
真珠は核(貝殻を丸く削った物など)を人為的にアコヤガイの外套膜に包ませて作ったものです。
アワビの内面も外套膜が直接触れているために、あの虹色の輝きが作られるのです。



タカラガイ達は通常、外套膜で自分自身をすべて包み込んでいます。
どうやら外套膜で覆ってしまう事で、岩や珊瑚に「擬態」しているようです。
その結果、このような美しい艶が作られるのです。



日本産タカラガイとしては約90種ほどが確認されています。
しかし、近年においても『新種』が発見されるなど、深海はまだまだ未開の領域です。
オトメダカラやニッポンダカラなど、近年発見された新種の多くは水深100メートルを超えるような
深海から見つかっています。地球上で唯一残された未知の世界の住人なのです。



未知の世界の住人達は、以前はあくまで漁業の副産物でしか水揚げされる事がなく、
その価格も驚くほどでした。現在は生息域も解明され、「狙って獲る漁」が行われるようになり
市場への流通量も増え、価格もずいぶん下がってきています。



ソフトボール位ある大きなタカラガイから、数ミリで立派な大人のタカラガイまで、
潮間帯(引潮で現れる岩場など)から未知の深海まで。
日本の海はタカラガイの楽園なのです。



さぁ、あなたも海に出かけてみませんか?
きっと心に残る、素晴らしい出会いが待っている筈です。(^^)