香港・長州島

1996年、翌年の中国への返還を控えた、やけに浮き足立った時期でした。

アグネス・チャンの著書によると、「最も香港らしさを残した島。」
それが長州島の紹介文でした。

セントラルから離島行きのフェリーに1人乗り込む。
「香港らしさ」を体感するのと、電話帳で見つけた「Sea Shells」の文字。
それを確認するために・・・・。

フェリーは懐かしさを感じる桟橋に到着した。
すぐ前の道が、島の反対側に抜ける小道。
その中ほどに「その店」はあった。

初老のおじさんが店番をしている。
あさきちのカタコト英語が全く通じない・・・(^^;;
勿論あさきちが広東語を流暢に使えるわけもなく・・・・。

でも、大丈夫。ニコニコしてりゃ、何とかなる。
(これがアジアの歩き方(^^;;)

店の中は、いわゆる「貝のお土産屋さん」だった。
しかし、一角のショーケースの中には、標本っぽく扱っている
タカラガイも数種類あった。

その中から、あさきちはアワユキダカラとウラシマダカラ、それに
数種の普通種を購入した。
(当時、それらの名前を知りませんでした(^^;;ただ持っていない種だというだけで
選んだわけですが・・・・)

初老のおじさんは、アワユキとウラシマを選んだあさきちを驚いたような、しかし、
「なかなか解っているな、おぬし。」というような目で軽くうなずいたのでした・・・・・。

2002年、再び六ヶ月間香港に滞在したものの、すでに貝への興味が薄れていて
残念ながら長州島へは足が向きませんでした。

今でも元気に商売してるのかなぁ?